名入れボールペンといえば店舗や企業が商品の販売促進や知名度アップを期待して顧客に配布するノベルティグッズであったり、役場の申請や届出の窓口に備え付けられている筆記用具などが思い浮かびます。これらもたしかに名入れボールペンのオーソドックスな使い方であって、いまでもこの界隈では根強い需要がありますが、最近では団体やサークルが大会参加の記念品として配布したり、入学祝いなどの家族の慶事に記念として製作したりといった、これまでにはない使い方も増えてきています。このように名入れボールペンが必要とされる機会が多様化していることにともなって、ボールペンの種類や品質なども昔とは様変わりしています。もしも名入れボールペンを発注するのであれば、このような変化も踏まえて、目的によりぴったりと合致するものを選ぶのがよいでしょう。

新たな種類としてはたとえば黒色だけではなく3色・4色・5色などの多くの色合いが楽しめるもの、手に触れる部分がラバーで補強されていて握り心地のよいもの、一見すると万年筆のような見た目の高級感がただようもの、ライトがついていて暗所でも光るようになっているものなどが挙げられます。もちろんこのような変わり種以外にも、昔ながらの質実剛健なタイプも存在しています。新しい種類のものはグレードによっては単価が高くなってしまうことがありますが、手頃な価格が設定されているものも多く、個人で製作してもそれほど金銭的な負担を感じません。