結婚祝いといっても、結婚する二人へ贈るプレゼントではなく、結婚する子供から、両親への感謝の気持ちの贈り物。なかなかランキングにもならないものですが、そういう贈り物が自然に生まれてくると幸せな気持ちがみんなに伝わることでしょう。通常、結婚式では最後に両親に花束贈呈するものですが、一味違ったプレゼントを贈るのはいかがでしょう。たとえば、マイ枕です。

枕ぐらい、となかなか自分のためには買わないものです。今は、マイ枕のオーダーメイドギフトというのがあります。両親にもっと自分を大切に、これからは体に気を付けて、長生きしてください、という気持ちを込めることができます。ほかにも、旅行ギフト。

自分のことは後回しにしてきた両親へ、旅行をプレゼントするのです。新婚旅行に行くことがあたりまえ、という考え方に反して、両親への感謝を表すことができれば、こんなにうれしいお祝いはありません。ただ、ご両親が気兼ねしたりすることにないように、自分たちの旅行もちゃんとやって、プラス、ご両親も楽しんでください、という贈り物になるといいですね。旅行ギフトは、この先、子供たちのところへ遊びにきてください、という気持ちを伝えることもできます。

親から離れて、自分たちの家庭を築くわけですから、親を招待できるくらいに自立しました、ということを示して、安心させてあげることもできます。結婚祝いは、これから親になるであろう子供たちが、親になることを自覚して初めて気づくの親の存在の大きさ、親への感謝を改めて伝えることができる、いい機会です。最近はカタログギフトを贈ること、贈られることが多くなりました。ランキングでも上位にはいってきています。

押しつけではなく、贈られた側が選ぶことができるので、とても喜ばれるものです。しかし、両親にまでカタログギフトというのは、少し寂しい気がします。本人たちはもちろんのこと、親、兄弟、身内、友人、みなに幸せを伝えられるような結婚祝いを考えたいものです。